パリ市内観光
私が以前ここを訪れた時、荘厳なミサの大合唱を聴くことができた。教会は今も生きている。そのことを家内に伝えたく、時間を見計らってここを訪れた。パイプオルガンと聖歌隊の響き。
やはり心に来るものがある。
朝、早めだったので、入館に並ぶことはなかったが、出る頃は、ずーっと長い列ができていた。
本当に今でもカトリック教の信者達が支えているのだろう。
奇跡のメダル教会
ノートルダムドパリから地下鉄でSevres Babyloneに行く。近くにこの教会がある。家内も渡仏寸前にここを知ったらしい。
ここのお土産、「奇跡のメダル」は女性には人気があるらしい。家内も纏めて買っていたようだ。売り場の修道女は日本出身の方で家内も言葉に苦労無かった様だ。
この教会にはガラス張りの棺に安置された修道女、カタリナ・ラフレが手を組んだ状態で眠っている。
聖母マリアのお告げにより、この方が奇跡のメダルをを世に広めた。と言われている。
このメダルの所有者には奇跡が起こると言われている。
安置された修道女に拝謁して、後にした。
ラ・グランド・エピスリー・ド・パリ
La Grande Épicerie de Paris
奇跡のメダル教会に並んであるのが La Grande Épicerie de Paris。ここは家内がお手洗いマップとして選んでいた。
フランスの大規模小売店の玄関先には黒スーツの大男が金属探知器を持って来客をチェック。私も撮影器材のバツグを掛けているので中を見られる。
ここはパリで訪れた店の内で一番充実していた気がする。位置する場所、客層も良いみたい。と家内は言っていた。
食料品の店で、先ず日本との差を感じるのは肉売り場。
先ず安い。日本の様に薄切りなんかでは売っていない。皆塊である。この塊から、買う量だけ切って貰い秤で値段が決まる。
写真は肉売り場の様子。客は列をつくって自分の番を待つ。
昼食には念願の生牡蠣
マーケツト内の魚介類の売り場の軒先には高めのテーブルと椅子が、そしてメニューがある。
店員にメニューを広げて、このメニューは何を食べられるか訊ねた。牡蛎が入っていることが判り、家内と2人、ここで昼食と決めた。
美味しそうな魚介類に合わせて白ワインを1杯ずつ頂いた。勿論パンも出た。
La Maree
と言うお店らしい。
生牡蠣、茹でたエビと巻き貝を、レモンとディップで食べる。
昼頃だったか、我々が最初の客だったが、その内テーブルは満席に。
側を通る観光客か、日本語で美味しそう。と仰ったので、美味しいですよ。と教えてあげた。
皆、13ユーロのこのメニューがお気に入りの様だった。
パリに来て早い時に生牡蛎を賞味できたのは幸運だった。
huîtres は牡蠣
gambas はエビ
巻き貝は?
L'Open Busで半日市内観光
昼食の後、パリ市内でよく見かける2階立てオープンバスに乗って半日、パリ市内観光をした。スケジユールには入れてなかつたが、バリの主たる足、メトロでは、所詮地下鉄、移動中は地上の景色は拝めない。
そして何よりも、パリ観光客で満杯のバス、その物に宣伝効果がある。私もその効果の一人であった。
どちらかと言うとこのバスは1日券や2日券で観光ポイントを巡る足としてが売りなのだが、実はパリ市内の移動はメトロ(地下鉄)に優る物はない。
だから私は、4つのコースの内、結構ポピュラーな所を廻る緑色線を途中下車せず廻った。
34ユーロの1日券にはイアホンが付いていて、パス内のスイッチで日本語の説明が聞ける。
この緑色線に乗れば、パリが何となく全体が判る。何処かで見た景色の連続なのである。
天気はあまり良くなく、2階には上がらなかったが、1階の先頭席に座れたのが幸運でした。
このバスの起点、終点は、我々のホテルの1ブロック隣なので、歩いて3分も掛からない近さです。
エッフェル塔
セーヌ川クルーズ
凱旋門
ムーランルージュ
日本で購入したミュージアムパス。連続2日有効だがルーブルは今日、火曜日はお休み、また、今晩は、19時からムーランルージュで夕食とショーの予定。だからベルサイユへの遠出も避け、近場、パリ市内を見るのが良いと家内の案。
そこで
- エッフェル塔
- バトウ・パリジャンで昼食
- バトウ・パリジャンによるセーヌ川クルーズ
- シャイヨ宮(業者による写真撮影)
- 凱旋門
- ホテルに戻り
- ムーランルージュ (業者による写真撮影)
- ホテルに戻る
先ずはエッフェル塔に上がる。かなりの雨と風のため、エッフェル塔の最上階3層へのエレベータは休止。
しかし、そのお陰で、待つ時間は想定以上に短い。
本来ならば、日本でも相当に前以て日と時刻を決めれば入場券を購入できる。私は間に合わなかった。天候の事もあるので、時刻を限定する券を買わなくて良かったかも知れない。最上階に行けない可能性もある。
3層と2層、高さの差は大きいが、眺めるパリ市内の風景は差はないだろう。
エッフェル塔からJCBに電話して、バトー・パリジャンのレストランを予約。
ところが色々トラブルが発生。
このレストランのレジが、JCBの予約システムを全然ご存知なかった。挙げ句に違う店だと仰る始末。
これに納得しなかった家内、JCBの事務所に電話を掛けて、クレームをつけた。
最終的には、私の電話でJCBとレストランの支配人が話し合って、当初の値段になるよう、キャッシュで差額が戻ってきた。お陰で、電話の前払い金は費やした。
そんなことがあって、いったい何を食べたのか余り記憶がない。
と言っても、決して、不味い訳ではなく、満足した。ワインも一杯頂戴して。
バトー・パリジャンの船乗り場からセーヌ川クルーズに。
チケットは、日本でミュージアムパスと同時に薦められて購入した。半額の千円。
このときは、雨風おさまり、絶好のクルーズ日和になった。
30年前、出張時、フランスの会社はここに招待してくれた。もう一度見たいと思い、ミュートラペルのツアーに参加。
なぜツアーに。帰り、ホテルまで送って貰えるから。家内が帰りを心配したから。
確かにモンマルトルのあるこの辺は治安が悪いとか、
やはりここのスベクタキュラーは最高である。1回、千人近い観客が見に来る。
女性ダンサーが裸で踊るのですが、何と美しいこと。
食事は19-21時まで、ショーは21時から23時まで。
食事中に写真撮影の営業がきた。女性のカメラマンである。
最初はテーブルで我々夫婦の写真を撮ってもらったが、ステージの前で撮ってもらっているカップルがいる。
そこで、一度は撮影してもらったが、後で女性カメラマンを捜し、彼女にステージの前でとりなおして欲しいと私は言った。最初撮った写真も安くするからと言われたが、ステージ前の写真だけで良いよ。と言ったら、それでも、日本語でありがとうと言ってくれた。
ここでやってはいけないこと。それはショーの撮影。
見つかったら係りの人にカメラ等取り上げられで、撮影記録を削除される。
ムーランルージュがそれだけこのエンターテイメントを大事にしているのだから、その気持ちを納得してショーに専念するべきたと思う。
クレージーホースとかリドとかあるが、ここがやはり品が良いと家内。昼間の旅の疲れで眠たいながらも、頑張って見ていた。今やフレンチカンカンがファナーレではない。
5日目の今日から2日間、ミュージアムパスを使う。
いつもの様に朝食を取り、日本から持参した即席飯麺等も食べないとお持ち帰りに。スーツケースは23キロ以内。
メトロを乗り継いでアンバリッド、そこから高速鉄道RER C線に乗り換えて、終点のベルサイユリブゴーシュに行く。地下鉄は車体が小さいが、RERは2階建ての正にヨーロッパ大陸の鉄道サイズ。日本の新幹線より一回り大きいだろう。
駅から宮殿までは歩きで10分位。既に長蛇の列が入館を目指している。そう、ミュージアムパスを持っていれはチケットを買わなくて良いから並ばなくて良いなんてことは、ここでは通用しない。皆、パスを所持しているからだ。セキュリティチェックも厳しいのも列の原因だ。
私はフランス革命の歴史については関心ないが家内は娘の学校がフランス革命、マリーアントワネットを勉強するならベルサイユの薔薇が良いと聞いて、それを読んでいたので、それなりに親しみがあった様だ。
私は単に素晴らしい、美しい、立派、の感嘆詞で片付けてしまった。
ベルサイユ宮殿は、この旅行の一番の目的。1600年代にこれだけの立派な建築、庭園、絵画、彫刻、これらが揃うのだから物凄い文化だと思う。
日本人は毎年、NHKの大河ドラマにご執心だが、あれが日本人の世界観を矮小化していると思ってしまう。
- 早めに昼食
- 宮殿内見学、流れに沿って、オーディオ説明借りて
- (館内見学終わったその時、瞬間的暴風雨が)
- ミニトレインで庭園移動
- 大トリアノン
- ミニトレインで宮殿へ
帰路に
帰りの列車、これがパリ市内と勝手が違う。田舎の駅でプラットホームには今停車している列車が何時発の何処行きかの表示がない。
仕方なく乗客の紳士にパリに行くか訊いて確る。
欧州ですら鉄道旅行は難しい。
欧州の建物は左右の翼と中央から構成される。
ベルサイユ宮殿もひじょうに大きい翼を持つが、観光できるのは主に中央だけ。
しかしそれにしても、建築、芸術、庭園の土木技術、やはり見事に世界遺産に値する。
人類史上で「自由平等博愛」により最終的には否定されるべき歴史の一過程であったかも知れないが、権力とはこんなものでしか、お互いに認められない、それが詰まらない人間の本質なのかも知れないですね。
しかし、これで権力が維持できるならば可愛らしい。武力の行使で権力を保つよりは未だ人間の自由を認めている点で。
